東日本大震災復興支援

2011年3月11日 東日本大震災発生。発生直後の3月29日に臨時取締役会で、1ヵ月分の営業利益に相当する3千万円の義捐金を日本赤十字社に拠出する承認を得て寄付しました。

そして、支援し続けたい、本当に困っている人に寄り添いたいという考えのもとに、当社の取引先である東北の生協事業連合様・福島県の生活協同組合様のアドバイスを受けるなどして、真の復興を願い、子会社である株式会社ASプランニングと共に、現在に至るまで義捐金の支援を続けてまいりました。

震災からすでに13年が経ちますが、福島県ではいまだ多くの方々が元の生活に戻れない日々が続いています。

当社は、原発事故で住民が守り続けてきた農地や漁場など地域の産業や、コミュニティなど多くのものを失ってしまった福島を中心に支援を継続しております。

また義捐金を拠出するだけでなく、福島に「行く」「聞く」「買う」「食べる」など、関わり合いを持ち続けることも大切にしたいと考え、毎月11日に全社員に募金を呼びかける「ワンコインデー」の実施や、被災地への社員旅行の取組みなども行っております。

当社は「企業・組織」と「消費者・生活者」を繋ぐ高品質なサービスの提供を経営方針としております。

この東日本大震災の復興のために可能な限りの支援を継続してゆくことは、人が輝いて暮らすための「コミュニケーションビジネス」で成長し続けるという経営の基本精神であると考えております。

2024年4月
東銀座印刷出版株式会社

復興支援のあゆみ

2024年5月 福島市子ども食堂NET様の感謝状贈呈式

福島市子ども食堂NET様が当社へお越しくださり、復興支援に対する感謝状贈呈式を行いました。子ども食堂の活動についても直接お話を伺う貴重な機会となりました。

2024年3月 義捐金を拠出

  • みやぎ生活協同組合ふくしま県本部の紹介で、「福島市子ども食堂NET」のこども食堂運営の支援金の一部を拠出

合計 5百万円の義捐金を拠出

2023年12月 「東日本大震災を語り継ぐ」の会

ワンコインデーの募金を活用し「東日本大震災を語り継ぐ」として、みやぎ生活協同組合ふくしま県本部を通じて飯舘村在住の方に、震災から現在までの状況や、そこに暮らす方の想いをうかがいました。

2023年3月 義捐金を拠出

  • 「甲状腺検査」の意味や課題を知ってもらい、検査に関する相談などの活動を行っている「POFF(ぽーぽいフレンズふくしま)」への活動資金として拠出
  • 福島県の「こども食堂」の運営費支援、「ふくしま大豆の会」「農事組合法人 産直センターふくしま」などの地域生産者や加工事業者へ活動の支援金の一部を拠出

合計 1千万円の義捐金を拠出

2022年3月 義捐金を拠出

  • 株式会社ジェイラップ様 農家六次化のステップアップ事業として、「冷凍加工システム」構築資金の一部を拠出
  • 福島県の「こども食堂」「福島青果物応援の会」「被災地で活動するNPO法人」「被災地への自然災害・新型コロナ感染拡大による緊急支援」など、活動の支援金の一部を拠出

合計 1千万円の義捐金を拠出

2021年3月 義捐金を拠出

  • 福島県の「こども食堂」「大学・短大へ通う学生への生活支援」「相馬市磯部地区水産物流通加工業協同組合」など、活動の支援金の一部を拠出

合計 1千万円の義捐金を拠出

2020年6月

6月に福島県いわき市へ社員旅行を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により中止としました。
福島県を支援することが目的の一つでもあるため、「福島県産シャインマスカット」「会津産ひとめぼれ」「会津木綿マスク」を購入し、社員に配布しました。

2020年3月 義捐金を拠出

  • 福島県の「市場倉庫屋上のソーラー発電設備」「老人施設の福祉労働者(技能実習生)受け入れ支援」「福島県大豆の会」「こども食堂」など、活動の支援金の一部を拠出

合計 1千万円の義捐金を拠出

2020年1月 「姫花ちゃんハンカチチャリティ」開催

社内で「姫花ちゃんハンカチチャリティ」開催。震災で亡くなった当時10歳の女の子が描いた福島県いわき市の塩屋崎灯台の絵のハンカチを購入することで支援に繋げました。

2019年8月 震災記憶石が完成

2016年3月に拠出した義捐金を利用して頂き、福島県いわき市塩屋岬の震災記憶石が完成し当社の社名が刻まれました。

2019年6月 社員旅行で福島県南会津へ

重要伝統的建造物群保存地区の大内宿と国指定天然記念物の塔のへつりを見学し、2日目は全員揃ってそば打ちを体験しました。

2019年3月 義捐金を拠出

  • 福島県の「こども食堂」「フードドライブ」「被災者の生活回復支援」など、活動の支援金の一部を拠出

合計 1千万円の義捐金を拠出

2018年6月 社員旅行で福島県裏磐梯・会津若松市へ

裏磐梯五色沼で大自然の中でカヌーやクルーズ、ハイキングなどを満喫しました。
会津若松市内を散策し、お土産を買うなどを通じて福島県を応援しました。

2018年3月 義捐金を拠出

  • 社会福祉法人 福島県社会福祉協議会様 生活困窮者自立支援事業の支援金の一部を拠出
  • 一般社団法人 福島県老人福祉施設協議会様 福島県浜通り地区での外国人介護職員確保の事業活動の支援金の一部を拠出
  • 南相馬市社会福祉協議会様 フードバンク食糧提供活動の支援金の一部を拠出

合計 1千万円の義捐金を拠出

2017年10月 幹部研修会「コープふくしまの震災後の経営改革」

生活協同組合コープふくしま専務理事野中様から、原発事故による福島県の現状と生協の経営という側面からお話を伺い学びました。

2017年6月 社員旅行で福島県裏磐梯・喜多方へ

裏磐梯五色沼で大自然の中でカヌーや散策を満喫しました。
蔵の街 喜多方を散策し、ラーメンの食べ歩き、お土産を買うなどを通じて福島県を応援してきました。

2017年3月 義捐金を拠出

  • 福島県の生産者への支援を目的とした、ソーラー発電施設の建設資金の一部を拠出
  • 福島県農業生産者集団様 販売拡大の支援金の一部を拠出

合計 1千万円の義捐金を拠出

2016年6月 社員旅行で福島県いわき市へ

福島県農業生産者集団様を訪問。復興活動のお話を伺いました。
いわき市薄磯地区訪問(津波被害も大きく、放射能汚染で支援がおくれていた地区)語り部さんのお話も伺いました。
「スパリゾートハワイアンズ」にて、震災後の風評被害にもまけないハワイアンズダンシングチームのショーを鑑賞、感銘を受け元気をもらい、継続した支援を誓いました。

2016年3月 義捐金を拠出

  • 福島県いわき市塩屋岬 震災の記憶石 建立資金の一部を拠出
  • 福島県農業生産者集団様 研修施設の建設資金の一部を拠出

合計 1千万円の義捐金を拠出

2015年10月 全社員研修会「3.11震災を受けて ~みやぎ生協が行ってきたこと~」

コープ東北サンネット事業連合常務理事河野様から、震災における生協の役割を学び、私たちの得意先である生協の事業を知ることを目的として講演をしていただきました。

2015年9月 社員旅行で福島県会津若松市へ

福島県避難区域の双葉郡大熊町から会津若松市へ避難されている仮設住宅を訪問。
語り部さんのお話も伺いました。

2015年3月 義捐金を拠出

  • 福島県の障害者支援施設の支援資金の一部を拠出
  • 福島県農業生産者集団様 圃場管理システム構築費用の一部を拠出

合計 1千万円の義捐金を拠出

2014年9月 朝日新聞9月22日夕刊「へぇな会社」に当社の復興支援についての記事が掲載

※記事を読んだ読者の方から、応援の手紙と手作りの巾着袋を全社員分贈呈していただきました。

2014年3月 義捐金を拠出

  • 福島県の農産物生産者と販売・拡大のための支援金の一部を拠出
  • 東北地方の自然・文化遺産復興支援プロジェクト支援金の一部を拠出
  • 福島県南相馬市の乳幼児向けインドアパーク建設支援金の一部を拠出

合計 1千50万円の義捐金を拠出

2013年3月 義捐金を拠出

  • 宮城県農産物生産者への支援資金の一部を拠出
  • ヤマユ佐勇水産様 復興支援金の一部を拠出
  • 赤武酒造様 復興支援金の一部を拠出
  • ふくしま大豆の会様 原発事故による除染など活動資金の一部を拠出

合計 1千万円の義捐金を拠出

2012年3月 義捐金を拠出

  • 宮城県漁協志津川支所様 作業プレハブ建設資金の一部を拠出
  • 岩手田老町漁協様 業務用冷蔵庫購入資金の一部を拠出
  • 福島県の原発事故による除染活動の発電機購入資金の一部を拠出

合計 1千万円の義捐金を拠出

2011年3月11日 東日本大震災発生

  • 3月 日本赤十字社へ 3千万円の義捐金を拠出
  • 4月 「ワンコインデー」スタート 

※義捐金は株式会社ASプランニング(当社100%子会社)と併せた金額です。

ワンコインデー

東日本大震災で被災された東北地方を支援するために、「ワンコインデー」として2011年4月より、従業員から募金を集めることにしました。

  1. 当社とおつきあいのある生協様を通じ、東北地方の農産物を購入するなど支援をしよう。
  2. 震災を風化させないため、毎月11日をワンコインデーの募金日とし、真の復興を願い継続した支援をしよう。
  3. ワンコインデーの日は500円玉(ワンコイン)を募金しよう。そして震災を思い出そう。

ワンコイン募金は、福島県の特産物を購入して関東圏のフードバンクへ寄贈するなど、復興支援活動を社会貢献活動に繋げてきました。今後も、今必要とされる取組について考え、活用していきます。

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